Stile Juve

 - ここ数試合においてタッキナルディはどう？
「プレーしてる、生き生きしてて楽しんでいるよ。
浜辺に近い場所に家があるんだけど3月から11月まで海に入れるんだよ。
11年間の灰色の空、緊張、ストレスの後にそれが必要だったんだ。」

 - 別の世界だね。
「別の国、別の文化、別のメンタリティ。
スペインはイタリアと正反対だよ、少なくともカルチョにおいてはね。
勝利のためにプレーする、首位チーム対下位チームでもね。
テクニックとボールのポゼッションを重んじるんだ。
戦術的なものは実際ゼロだよ。
彼らは微笑んでスタジアムに行く。メインスタンドやクルヴァにはお爺ちゃんから孫まで家族がいるんだ。
宗教的、政治的な主張、暴力的なエピソードは稀なんだよ。
エトーやサラゴサの話はある、けどそれはイタリアの『buuu』やナチ旗に比べれば何でもないよ。
もし負けたら侮辱されるし、車を破壊される、ここでは最悪がフィスキなんだよ。
トレーニングセンターは開放されてて、子供たちは選手にサインを求めることができるんだ。
スペインは自由だ、イタリアはストレスがたまるカルチョだよ。」

 - 推論：タッキナルディはスペインでのキャリアを閉じ、
アッビアーティがユヴェントスに行く交換としてミランに行く滑稽な物語。
「確かなことがある。僕は来シーズンどこでプレーするか知らない。
ヴィジャレアルは僕をローンで獲得したし、僕とユーヴェの契約は2008年まである。
だから何だって起こりえるんだ。それにこう付け加えよう。
ある噂が行きかう時、そこには何らかの真実があるものだ。
とにかく僕にはある確実性がある。僕はユヴェントスに戻らない。
結婚は終わった、終わったんだよ。
イタリアではミランかインテルのためだけにプレーする感じがする。
もしイタリアに戻らないならスペインに残りたい。
ビジャレアルで居心地が良いんだ。
会長のフェルナンド・ロイグは魅力的な人だよ。マッシモ･モラッティを思い出すね。」

 - 決して勝たないインテル。
「そうだね、けど早かれ遅かれ起こるんじゃないかな。
今年はチャンピオンズを勝ち取る正しい年でありえる。
アンダータとリトルノでの戦いではインテルが全てに勝つことができるよ。
それに彼らが決勝に行けば信じられない熱狂を持つだろう。
インテルがうまくやることを願っているよ、子供のときから応援してたチームだ。
もう一度の決勝を回避することもできる、ユーヴェ対ミランのね。」

 - 決勝にインテルがいるということはビジャレアルが敗退することを意味する。
「ビジャレアル対インテルはダヴィデ対ゴリアだよ。
インテルは優れている。彼らにはカンピオーニがいるし、歴史、怒りがある。
けど彼らは勝たなきゃいけない。一方のビジャレアルは失うものが何もない。
それだけじゃない。僕たちは良いグループだよ。チャンピオンズで負け知らずだ。
勝利を作り出せるプレーをするフォルランやリケルメのようなカンピオーネがいるんだ。
それに僕たちにはチームと一体化した街がある。」

 - タッキナルディがユーヴェを出て行ったのはカペッロと喧嘩したからっていうのは本当？
「いいや。タッキナルディはユーヴェに2人の現象がいたから去った、エメルソンとヴィエラだね。
僕はこの2人と比較することはできない、けどプレーしたかった。
カペッロはサインにおいて公平だった、彼は彼のヒエラルキーを話し、
環境を変えたいと僕が伝えたらスペインを薦めたんだ。」

 - ここでの新発見は？
「メッシ。現象だね。それにバルセロナ、強さのクオリティーが組み合わされている。
シーズンの驚きではオサスーナだね。イタリアのチームのように見える。」

 - 外国でプレーするイタリア人選手が忘れ去られるのは本当？
「それ以上だよ、終わったと思われるんだ。
今回もインテルとの試合があったから思い出されたんだよ。
イタリアでは目隠しを持っているんだ。
たくさんの選手が外国でプレーするようになれば歴史は変わるだろうし、
イタリアでだけカルチョをプレーしているという自惚れは終わる。」