Stile Juve:ロレンティーニ：「許すことはできない」

2005年04月12日

ロレンティーニ：「許すことはできない」

息子のロベルトをヘイゼルで失ったオテッロ・ロレンティーニ(ヘイゼルの犠牲者家族協会会長)は
今も許し忘れる準備ができていないことを伝える。

「息子を失った場合、許し忘れるのは容易なもではない。
私の息子は1歳と3歳の2人の子供を残した。幸運にも私の妻と私は2人を育てることを助けることができた。」

ユヴェントスとリヴァプールは20年後にアンフィールドで試合をし、水曜にトリノで再び出会う。
「先週、私はその試合を見ていない。私は新聞を読んで、払われた賛辞を聞いた。
しかし彼らの謝罪はユヴェンティーノにのみあり、犠牲者に向けられたものではなかった。」

ロレンティーニは生命を失った人々によりふさわしい賛辞を払う必要があると考え、
彼の提案はシーズンの終了前に両チームで行われる親善試合だ。
彼の考えを実行するために、彼は火曜にユヴェントス会長フランツォ・グランデ・スティーヴンスと
リヴァプールの最高責任者のリック・ペリーと会う。
「私はヘイゼルの犠牲者を尊敬することを示すためにユヴェントスとリヴァプールが親善試合を行ってほしい。
重要なのは新しいシーズンがヘイゼルの大虐殺の20年記念を行い始める前に、この試合が起こることだと思う。
この試合は我々にとって世界が忘れていないという重要な要因になるだろう。」

20年前、このブリュッセルでの惨劇に関わっていたリヴァプールのサポーターの一人は
イタリアでロレンティーニに会った。
「そのファンは自責の念を感じ、先週私と会談して謝罪を述べた。
私は誰かを憎まないと、しかしまだ許す用意はできていないと話した。」