Stile Juve

「日曜は私のユヴェントスでのカンピオナート100試合目になる？
あぁ、知らなかったよ。それは嬉しいね。しかし私はそれをカウントしてない。
より重要なのは3ポイントを得ることを成功させることだ。」

リリアン・テュラムは自身の統計で怠けるタイプではない。
そしてアタランタでの個人レベルでの目標はボーナスとして彼を喜ばせるものだ。
フランス人はユヴェントスのディフェンスがブレシアイに対し貫かれないという事実に
多くの満足感を見出している。

「前の試合は重要だったし、我々は年始から改善されている。
我々はパルマとカリャーリに1ゴール、ホームでリヴォルノに2ゴールされていた。
完璧なディフェンスはなかなか成功しないからこの手のことはまれに起こる。
でも3試合で4ゴールは本当に多すぎるんだよ。
かわりにブレシア戦では勝ちつきをもってゴールを許さなかった。
これをアタランタ戦でも継続したい。それは簡単な試合にならないことを知っている。
我々は既にコッパ・イタリアでやられてしまったからね。
多くの集中力と注意で挑まなくてはならない。」

テュラムはすでにチャンピオンズのレアル・マドリード戦について考え始めているかを尋ねられ答えた。

「ノー、それはまだ先のことだ。ファンやプレスが考え始めるのは理解できるけどね。
この種の挑戦はイマジネーションを刺激し、フットボールプレーヤーであるためのモチベーションだ。
しかし我々はその試合の前に重要な多くの試合がある。
日曜の試合もその重要な試合のひとつだよ。」

リリアンにとってミランとの5ポイント差は当然相当するものだ。

「我々がミランより上にいるのはモチベーションになる。5ポイントのアドバンテージ。
それは決して多くはない。しかし20試合の後とすれば我々は落ち着くことができるし、
後半戦を始めるにあたりよい成績だ。5ポイントのアドバンテージは全て相当する。
順位表では我々とミランとの戦いだ。しかし決してということは絶対にない。」

「私のパフォーマンス？昨シーズンは確かに正しいメンタルを持っていなかったかもしれない。
もうひとつの理由は私はカペッロの到着により私が好むセンターに戻れたのに関係がある。
しかし私がよいシーズンを送っているとすればそれはチーム全体のおかげでもあるので、
みんなに感謝しなければならない。」

ロッカールームではリリアンは辛抱強さを持っているデル・ピエロにアドバイスする。

「偉大な選手であり、何をする必要があるのかを知っている。
そして彼はカルチョには何も決定的なことがないので現在の状況を受け入れる必要があることを知っている。」

このパフォーマンスなら、キャリアはまだまだ伸びるのでは？

「今の契約の満期までは絶対がんばります。
その後に、もし自分の力がユヴェントスの選手として値するものであればそのときに考えるよ。」